「こ、来ないでっ!」
 私はそう言ってから、カーテンの外に出て、そして図書館から出た。
 すると、そのドアの近くに唯坂さんがいたのだ!
「寺丘さん、こっち!ついてきてっ。」
 私達は、吸血鬼に見つからないように、音楽室の前まで来てしまった。
 ドアを開けて中に入った。
 …あ…!
「吉永くん…」
 そう、後ろ姿(私から見て)の吉永くんがいたのだ。
 バタリッ
「…吉永くん…!…え…?…有馬さん……?」
 吉永くんが倒れた。
 と同時に、その後ろにいて私には見えてなかった有馬さんが見えるようになった。
 ……有馬さんの口から、血のように赤い液体が、流れた。
「……有馬さん…!?」
 私は音楽室から出ようとしたが…
 ガチャ、ガチャッ
 …鍵がかかっているらしく、…開かない…