「え―――っ!?」
と私と唯坂さんが同時に言った。
「これがその証拠。あいつらの一人に腕を捕まれちゃって。んでふりほどこうとしたときにひっかかれちゃってさ。」
と吉永くんはその腕を私達に見せた。
まだ血が出ている…。
よほど強くひっかいたらしい。
私達は青ざめた。
サ―――――ッ(血の気の引く音)
「よほど“仲間”にしたかったんだろうね。」
と私。
自分で言ったんだけど、やっぱり、
お、そ、ろ、し―――!!(体、かたまってます。)
私の前に立っている唯坂さんも固まっている。
「あ、寺丘さん、後ろ。」
ポン、と私の右肩に吉永くんの手が。
どきどきどきどきどきっ
「え、あ、あ、よ、よよよしししっ。」
緊張してきてるっ!
「寺丘さん、危ないっ!」
「ええ?唯坂さんどうしたの…ぇあ―――――――――――っ!?」