私達は一度教室から外へ出て(上履きのまま)、第2、第1体育館をつっきり、そして体育館とスイミングスクールの間にあるくらーいところにすわっている。
「だいぶ…走…った…ねっ…」
息を切らしながら私は言った。
「そんなに疲れてないけど。」
バスケ部に入っている唯坂さんは平然と答えた。
「…どうしてこんなことになっちゃったのかな。」
うわの空で私が言う。
「寺丘さんが津島君が有ちゃんの血ぃ吸ってるなんて言ったからでしょう。」
うぅっ、きついセリフ…かな。
ショックだ。
ちょっと!
「ごもっ…とも…ですっ…」
と私は息を切らしながら言った。
「それにしても。」
と唯坂さん。
「何で私まで巻き込まれなきゃいけないの!!」
「あっ!そんな大きな声で喋ったら…。」
見つかってしまった。
ちょうど私達のいる所の目の前を歩いていた榎木くんに…ってあれ?
なんで榎木君がこんなところにいるんだ?
しかも体操服着たままで。
体育はとっくに終わってるし、男子は体育館で体育やってたはず…も、もしや……。
「寺丘さんと唯坂さん、みぃつけたよっ。」
まさか……!?
でも首には赤の二つの点はないし……。
でも、まさか!?!?
ダダダダダダッ